4F病棟(療養病棟) O師長

「創意工夫」

看護学校を卒業し、就職して30年、共立病院ひとすじで働いてきた療養病棟のO師長にインタビューしました。

看護体制を充実させたい

日々の多忙な業務の中で看護の質を落とさずに業務が回るよう、以前研修で学んだPNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)を参考に業務体制を作っています。
PNSは看護師がペアで患者さんを受け持ち共同で業務を行い、質の高い看護ケアを提供することを目的とした業務の方式です。
PNSは、大学病院などの大きな病院で取りいれているようですが、当病棟では看護師と看護助手に置き換えて運用しています。
療養病棟は、介護度の高い患者さんのケアの業務量が多いです。
それらは看護師と看護助手が共同で行うことが多く、パートナー制をとることで情報の共有や業務の分担を行うことで効率的です。
技術的な指導も行いやすいので、不安の軽減にもつながります。患者さんにとっても担当スタッフの連携が取れていることで安心感を持っていただけるようです。
スタッフがやりがいを持って自分の体力や体調に合わせて長く働ける病棟運営を目指しています。

最期まで寄り添う気持ちで

療養病棟は,慢性的な病状の方が長期間入院されていることが多いです。
患者さんやそのご家族とは年単位でのお付き合いになることが殆どで、まるで家族のような感覚になることもあります。
長いお付き合いの末、入院中に終末期を迎えられる場合には、徐々に病状が悪化することに対してご本人はもとより、ご家族への説明を、密にするように心がけています。
終末期の治療に対する考え方、希望される過ごし方は、その方の人生観にもつながるので、ご本人やご家族に寄り添うような看護を心がけています。
人生の最期の瞬間に立ち会わせていただくという気持ちを大切にして、お一人お一人の終末期ケアをより丁寧に行っていきたいと思います。

他のスタッフ

  1. 4F看護助手 Iさん

  2. 3F病棟 I師長

  3. 松尾のり子 看護部長

  4. 放射線技師 N主任

  5. 3F看護助手 Iさん

  6. リハビリ部門 T主任

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